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見えない痛みを”見える化”するアプリ
日々の“痛み”を記録することで見えないものが見えてくる、
それが『いたみノート』です
『いたみノート』は、あなたの痛みを記録することで目に見えず
伝えづらい「痛み」を記録として「見える化」します。
どんなアプリ?
痛みを伝える
痛みは目に見えないため、言葉で伝えても
いまひとつ伝わりにくいものです。
いつ、どこが、どのように痛むのか、
それを口上だけでなく記録として見せることで
より詳しく的確に伝えられます。
家族や知人に伝える際にも、医師に伝える際にも、
役立つツールとなってあなたをお手伝いします。
痛みをセルフケア
痛みの傾向が分かると、痛む条件が見えてきます。
例えば、
・気圧と気温が低い日・睡眠時間が短い
という条件が揃うと痛みがひどくなるならば、
天気が悪い日の前日はしっかりと
睡眠時間を確保することで痛みを軽減できるようになります。
痛みを共有
「いたみノート」の利用者が登録した
「痛みレベル」の表情は、
全国各地、マップ上に表示されます。
(個人情報は伏せられます)
すぐそこにいなくても、
同じ空の下で、同じ痛みを感じている、
そんな人の存在を感じることで
「自分だけじゃない、私は一人じゃない」
と思えれば、少しは気持ちが軽くなるかもしれません。
安全性について
プライバシー
収集されたデータは、個人の特定に結びつく情報を持たないため、万が一漏洩しても個人の権利や財産の損害に結びつくことはありません。また、研究目的同意の撤回はいつでも可能です。
データの扱い
ご協力によって得られた研究成果、および収集されたデータは、それぞれの疾患の早期発見、診断、治療の研究に役立てるため、学会発表や学術雑誌などに公表されることがあります。また、この研究のために集めたデータを別の研究または開発に利用する場合があります。
特記事項
本アプリは臨床研究におけるデータ収集用に専用開発されたものであり、それ以外の目的の使用を意図していません。研究参加によるいかなる健康被害、および機器破損に対しては補償できません。本アプリによる判定結果 は医師の診断ではありませんので、気になる症状がある場合は医師の診察を受けてください。
企画/監修/アプリ開発チーム
本研究は「Research Kit」「Research Stack」という新しいアプリケーション(以下、アプリ)専用プラットフォームを使用したアプリ「いたみノート」を利用して慢性疼痛をお持ちの方々にアンケートに答えていただき、我が国における慢性疼痛の実態調査を行うとともに、スマートフォンのアプリより気象情報を取得させて頂くことで気象と症状の関連を調査させて頂きます。これにより、今まで難しかった慢性疼痛の詳細な調査や罹患に関する危険因子や疼痛増悪因子の同定が可能となるかもしれません。
また、アンケート調査の結果から痛み管理状況をフィードバックさせて頂きますとともに、簡易の痛み日誌としても使用いただけるようになります。
これを行う事でより良い痛み管理方法を確立することが出来れば、痛み管理の向上が期待できるのではないかと考えてこの研究を計画しました。アプリの利用により、痛みの変化を記録し可視化することで、慢性疼痛のセルフメディケーションに役立てるだけでなく、収集情報をビッグデータ解析することで慢性疼痛の増悪因子の究明に繋げることを目指しています。慢性疼痛をお持ちの患者さんだけでなく、通院していない潜在的な慢性疼痛予備群の方々の利用も見込んでおり、慢性疼痛に対するビッグデータ研究は、慢性疼痛患者が痛みによって支障をきたしているQOL(Quality of Life:生活の質)の向上ならびに、社会的経済損失を減らすための基盤となる成果に繋がる可能性があります。
研究責任者
順天堂大学医学部附属練馬病院
メンタルクリニック 先任准教授 臼井千恵
研究分担者
順天堂大学医学部附属練馬病院
メンタルクリニック 教授 八田耕太郎
アプリ開発
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